「自分に合う仕事がわからない…」という声がしばしば聞かれます。どんな人でも実力を発揮できるような適職があるはずです。適職に出会うにあたって大事なことは、まず適職とは何かについて理解する必要があります。適職とは皆さんが持っている特性と仕事の特性がマッチしているものを指します。ここでよく勘違いしてしまうのが、自分が好きな業種とは限らないことです。好きな仕事ではなく、得意なことをベースにして仕事探しすべきです。

適職を見つけるには、まず自己分析すること。自分はどんな価値観の持ち主で性格がどうなのか、転職を検討している人はどんな業務を今まで行ってきたか、職場に求める条件は何かを考えてみましょう。灯台下暗しではありませんが、自分の特性は自分が一番わかっていないことも往々にしてあります。そこで家族や友達に自分のことを聞いてみるのもいいでしょう。自分でも気づかなかった、自分の特性を教えてもらえることもあるかもしれません。

自己分析である程度詳しく自分がどういう人物かわかったところで、業界分析を進めましょう。現在では多種多様な業種や職種があって、自分が知らない業界も結構あるかもしれません。そこでできるだけ多くの業界について調べて、その特性をチェックすることです。その中で自分の特性が最も生かせそうなのは、どの世界かチェックしてみてください。適性のある業界がわかったところで、個々に企業研究すれば自分にマッチする職場がきっと見つかるはずです。