就職・転職活動するにあたって、自己分析は重要なポイントです。自分の長所や短所、特性を理解していなければどんな仕事に適性があるかわかりません。また書類や面接の際に自分の強みをどうアピールすればいいかもわからないでしょう。まず自分は何者か、自己分析で正確に把握しておくことが大事です。

自己分析するにあたって、いろいろな事柄についてチェックする必要があります。中でも転職活動するなら、キャリアの棚卸は必要不可欠です。自分にはどんなキャリアやスキルがあるのか、見直すために必要な作業です。よく自己分析では、キャリアの棚卸が必要といいますが具体的なやり方がわからないという人もいるようです。一見すると難しそうですが、実はそこまで難しい作業ではありません。

キャリアを棚卸するにあたって、まず自分が今までどんな案件に携わってきたかを時系列ごとに振り返ってみましょう。何をやったかだけでなく、その案件にかかわった結果どんなことを学び、どのようなスキルが身についたかをまとめます。自分のキャリアを見直すことで、自分にはどんなスキルが身についていて、どんな分野であれば活躍できるかが見えてきます。

すべて書き出したところで、それを一覧にしてまとめてみてください。所属部署・在籍期間・部署の規模・仕事内容・実績・マスターしたスキル・やりがいに感じた事・苦手だったこと・失敗したことと何を学んだか・不満点とまとめて一覧にしてみると、自分のことがかなり見えてくるはずです。